探偵・興信所の選び方-1.誇大広告

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少なくとも浮気調査という高額のサービスでは、金額というのが重要視されがちです。
そこに目を付け、相場から大きく離れた低料金で展開している業者も中には見受けられます。

探偵業というのは免許制ではないので、実際に調査をする調査員は有資格者ではありません。
それが、低料金の秘密であると言っても良いでしょう。
つまり、調査費が極端に安いということは、それだけ安い人件費(アルバイトなど)でも済ませている可能性があるということです。

普通に考えて、日常的に調査業務をしていないアルバイトでは、満足に調査をすることは難しいと考えられます。
また、尾行や張り込みは1人で行うのは難しく、1人では急な対処が難しかったり、見つかってしまう可能性も高くなります。
どんな人でも食事やトイレは必要ですし、夜間では睡魔と闘わなくてはなりません。

浮気調査というのはチームで行う調査なので、1人分の人件費=1人の調査員では不足するということです。
あまりにも低料金というのは疑ってみても良いのではないでしょうか。

他に広告で見られるのは、成功報酬無し料金は固定という、いかにも利用者に優しい料金体系です。
しかし良く考えてみましょう。浮気調査というのは決まった期間で完遂するとは限らない調査です。

夫はいつ行動を起こすかわからないので、固定の料金では調査期間中に一度も行動しないかもしれません。
調査期間中で結果が出れば良いですが、固定料金なら収穫が無いまま終わってしまう可能性があります。
後から多額の料金を請求するのも悪質業者の手口とはいえ、浮気調査の性質から固定料金も考えにくいでしょう。
成功報酬についても、料金に含めない代わりに着手金や調査費用に割り振るだけでの問題で、成功報酬の少なさがサービスに結び付いているとは限りません。

そして大切なのは、絶対に確実な成果を挙げる調査など存在しないということです。
成功を確約するような謳い文句を掲げて、集客を狙う広告もありますので騙されないようにしましょう。
成果が無ければ無いなりに着手金等で、成果があれば成功報酬等で請求するのが通常の料金体系です。