生活保護と保育所-離婚後の生活

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生活保護を受けている場合、認可保育所の保育料は無料になります。子供の保育が世帯の自立(就職)を妨げては、生活保護の主旨から外れてしまうので、保育料が免除されているのです。
そして、多くの保育所では、生活保護世帯に対して優先枠や優先措置を採用しており、母子世帯であればさらに優先されます。
保育所の場所については、ケースワーカーを通して福祉事務所との話し合いになるようで、当然ですがある程度制限されたり指定されたりします。

もしあなたが生活保護の受給を選べる状況(生活はできるが生活保護のほうが収入が多い)なら、生活保護の受給要件を満たすかどうかは難しいですが、保育所の入所というメリットだけで、生活保護を受けるという選択肢もあり得ます。
それくらい、認可保育所の入所は応募が多く、だからといって無認可保育所に預けると高額になることが多いため、収入がある程度ないと働いた分がたちまち保育料に消えてしまいます。

手がかからなくなる年齢までの数年間は、保育所に預けながら生活保護を受け、その間に自立できる収入を得るための努力をして、生活保護から抜け出すというプランも考えられるのではないでしょうか。
ただし、実際には苦しくても生活できるのですから、審査の結果、保護対象とならない可能性はあります。