離婚(内縁解消)と認知
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認知とは
認知というのは、生まれた子供を主に父親が自分の子であると認め、法律上の親子関係を確定させるために必要な手続きです。 父母が婚姻関係にあると、生まれた子供は嫡出子といって、父母の子供として扱われます。 戸籍上も、子供の父親・・・
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嫡出子と非嫡出子
簡単に言えば、嫡出子とは婚姻中の男女に生まれた子供で、非嫡出子とは婚姻外の男女に生まれた子供です。 単なる呼び方かと思えば全く違い、民法上は「身分」として扱われています。 嫡出子では原則父母が婚姻しているので共同親権です・・・
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認知の種類
認知には大きく分けて4つあり、それぞれ特徴があります。 どの認知方法であっても、結局は自分の子供として認めるという点では変わりありませんが、その過程に違いがあって認知届を出す人も異なります。 ・任意認知 一般的な認知方法・・・
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認知届
認知後は市区町村役場に認知届を出さなければ、父子関係が成立しませんから忘れずに行いましょう。 認知の方法によって届出人と届出先が変わってきますが、認知届は子供にとって身分を確定させる大切な手続きですので間違いのないように・・・
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離婚後300日問題とは
離婚後に出産した場合、その時点では婚姻していないので、本来からいえば子供は非嫡出子という扱いを受けます。 離婚をしているので非嫡出子であることは承知していても、認知があるのと無いのとでは大きく異なるため、父親に認知しても・・・
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父親が元夫ではない場合-出生届を出した時点
離婚後300日以内に生まれた子供の父親が元夫ではない場合、元夫を父親として出生届を出した時点での状況は以下の通りです。 ・子供の父親は元夫ということになっている。 ・元夫の戸籍に子供が入籍している。 ・子供の氏は元夫と同・・・
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父親が元夫ではない場合-元夫の子から実の夫の子へ
嫡出推定という制度は強力で、子供の身分安定という利益に配慮していることから、第三者や母親(子供は生まれたばかりで申し立てをできない)による元夫以外の子であるという主張はできないことになっています。 したがって、嫡出推定を・・・
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父親が元夫ではない場合-母親の戸籍へ入籍
父親の戸籍から母親の戸籍へ子供を異動させるためには、家庭裁判所に「子の氏の変更許可」を申し立てなくてはなりません。 戸籍は同氏で構成される考えですから、子の氏を変更する=子の戸籍を変更するということです。 手順としては、・・・
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父親が元夫ではない場合-出生届を出していないとき
現在では、嫡出否認、親子不存在確認、認知のいずれであっても、出生届前に調停を申し立てることが可能です。 そのため、嫡出推定による自動的な元夫の戸籍への入籍をせずに、調停を経由した審判または裁判による判決が得られれば、戸籍・・・
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認知調停
父親が任意によって認知をしない場合、あなたは家庭裁判所に認知調停を申し立てることが可能です。 申立人は子供、相手方を父親として、あなたは子供の法定代理人として申し立てを行います。 【用意するもの】 ・認知調停申立書 ・子・・・
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嫡出否認調停
離婚後300日以内に生まれて嫡出推定された子供に対して、父親が父親との子供である推定を否定するためには、嫡出否認という調停を申し立てます。 この申し立ては、父親の生存中は父親からしか行えませんので、あなた本人や子供の代理・・・
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親子関係不存在確認調停
親子<しんし>関係不存在確認調停とは、法的に(戸籍上)親子関係となっている親と子の間に実の親子関係が存在しないことを確認するための調停です。 親子3人以外にも利害関係者によって申し立てることができ、その申し立て時期に制限・・・
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