マンスリーマンション-離婚後の生活

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マンスリーマンション-離婚後の生活

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マンスリーマンションやウィークリーマンションという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
もともとは、ビジネスマンの出張や大学受験などで、一週間から一カ月程度の短期滞在の需要に合わせて賃貸契約を結ぶ形態の住居ですが、契約次第で長期の滞在も可能です。

これらの物件の最も特徴的なのは、敷金や礼金が不要で、家具が初めから備え付けられていることです。
また、光熱費は組み込まれているので、月々支払う必要はありません。
離婚後に、賃貸物件を見つけ契約時の費用を払い、引っ越しして自分一人で家具を揃えてとなると、少なく見積もっても数十万円から百万円程度は掛かります。
そのうえで、月々の家賃や光熱費を支払わなくてはならないのですから、生活が安定するまではとても大変な思いをします。
その点がクリアできるので、良いことばかりに見えますが、短期で借りればコストが高くつくので、逆に出費になってしまいます。

しかし、基本的に1日単位の契約からできるこれらの物件は、月単位や1年でも契約が可能で、一括払い(プリペイド)になっています。
そして、期間が長ければ長いほどどんどん割り引かれるので、1年の契約では、月当たりの金額は賃貸物件とそれほど差がなくなってきます。
部屋にもさまざまなランクがあるので、あなた一人住むだけなら我慢して低いランクの部屋を借りれば資金は少なくて済みます。

本来の離婚後の生活計画は別にあり、一時的にでも住む場所を探しているのであれば、お金があるうちに、とりあえず1年間の住居を確保してしまい、その間に準備するという方法もあるので、期間限定ならこういった形態の住居も検討してみる価値はあります。