自分で浮気調査をする意味

女性のための離婚知恵袋

自分で浮気調査をする意味

男性の方はこちらもどうぞ→離婚知恵袋[男性版]

正直なところ、浮気調査を探偵や興信所に頼むと、何ヶ月もの生活費に相当するような金額が簡単に飛んでいきます。
それならばと、自分で浮気調査を試みる人も多く、実際に浮気を夫に認めさせる段階まで証拠が揃う場合もあるでしょう。
普通に考えて、外部に浮気調査を依頼するほどの状況とは、明らかに離婚や慰謝料といった先を見据えている場合に限られます。

自分で浮気調査をする場合、結果的にどこに辿りつくことを目的としているか、はっきりしておかなくてはなりません。
少なくとも確実に言えるのは、自分でする浮気調査は、「浮気していることを把握し夫に認めさせる」のが最終地点です。
自分で行った浮気調査の結果が、法的な場で利用できると思ったら間違いで、当事者が作成した証拠は信憑性が疑われます。
(夫がその証拠に基づいて法的な場で浮気を認めるなら話は別です)

まず、どうして浮気調査をするのか考えてみてください。

既に浮気をしていることが疑わしい夫の浮気が確実になったところで、夫を責めれば浮気をやめるのでしょうか。
夫が浮気をやめたとして、それであなたとの関係は元通りになるのでしょうか。
単なる火遊びを諌め、あなたの元に戻ってきなさいと寛大な心で夫を迎えることができるでしょうか。

おおよそ浮気調査をする人のほとんどは、浮気調査の結果で浮気が確実になっても、夫を許すことができない人です。
そしてその先にあるのが離婚なのは明らかで、浮気調査というのは離婚の前段階に過ぎないということです。

浮気調査の先に何があるのか。それを踏まえた上で、自分で浮気調査を行いましょう。
単に夫を問い詰めるだけの目的で浮気調査をしても、その結果がハッピーエンドに終わることは少ないのです。