尾行と張り込みは難しい-自分で浮気調査

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尾行と張り込みは難しい-自分で浮気調査

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十分に浮気が疑われる状況なら、尾行や張り込みを考えても良いかもしれません。
ただし、無駄に終わってしまう可能性も当然あるので、行動の前にある程度可能性の高い日時を特定できる状況で始めるべきでしょう。

尾行や張り込みというのは、あなたが考えているよりもずっと大変です。
尾行については、予測できない行動をある程度の距離を保ちながらずっと監視するので、急な行動の変化に対処できません。
見つかってはいけないので近づけないため、移動手段が変わるタイミングに対処できずに失敗が多くなります。
車での尾行なら、たった一回信号の切り替わりだけでも、見失う可能性が高くなります。

また、ただ付いていくだけならできても、証拠写真を撮るというのがまた難しく、離れた場所から顔を識別できるカメラの用意が必要です。
携帯電話やスマートフォンというわけにはいかず、望遠レンズや画質についても考慮し、なおかつ常にカメラを構えて待機もできないでしょう。
顔を知られていない探偵や興信所の調査員なら、例えばペン型やライター型のような小型カメラを持って接近もできますが、あなた自身ではそれができず、写真を撮るのに難儀します。

張り込みについても、例えば女性宅が見える位置に車を長時間停めると、不審車両として通報される可能性があり、警察が来れば「つきまとい」と誤解されます。
うまく張り込み場所を確保しても、ずっとカメラを構えて何時間も待つのは苦労が多く、それでも確実に証拠写真が手に入るとは限りません。

つまり、顔を知られているというハンデは、尾行や張り込みにおいて決定的に不利なのでオススメできないということです。
浮気が十分に疑わしいところまでは自分で調べ、現実的な証拠集めは探偵や興信所に依頼するほうが効率は良くなります。