離婚裁判の流れ-5.離婚裁判の費用

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離婚裁判の流れ-5.離婚裁判の費用

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離婚裁判の訴訟費用には大きく分けて4つあり、このうち弁護士費用については、弁護士に依頼するかどうかで有無が変わるので、裁判所に対して納める費用だけを説明します。

(1)提訴に掛かる手数料

手数料は収入印紙によって納付します。

離婚(親権者の指定を含む)のみの請求の場合には、13,000円です。

そのほかに、子の監護に関する処分、財産分与、年金分割といった附帯処分については1件(子1人)につき1,200円です。

また、慰謝料請求がある場合、慰謝料請求額に応じた手数料と13,000円を比べて、多いほうの金額に附帯処分の手数料を加えた額になります。

(2)郵便切手

離婚の場合、あなたと夫に書類を送達するための費用で、約7,000円を考えておきましょう。

(3)家事予納金

予納金が必要になることはあまりありませんが、例えば証人尋問を要求するときに、証人に対する呼び出し費用等や、鑑定を依頼するときに鑑定費用などのために提訴の段階で納めるお金です。

(4)弁護士費用

相談料から含めると、数十万円から100万円を超える金額を考えておく必要があります。